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オムロン、フェニックス電子、日精/宝飾業界向けICタグ開発

2004年01月18日/未分類

オムロン(株)、フェニックス電子(株)、日精(株)の3社は共同で宝飾・眼鏡・貴金属業界向けにICタグを使った宝飾品管理システムの販売を2月より本格的に開始する。

業務提携では、オムロンはICタグとリーダーライター等システム機器類の開発・生産を、フェニックス電子はソフト開発含めICタグ・リーダーライター機器類の販売を、日精はマ-ケティングをそれぞれ担当している。

第一弾として、(株)ミュゼオへの導入が決定しており、数多くの商談が進んでおり、今後宝飾・眼鏡・貴金属業界でのICタグの採用の本格化が見込まれるため、3社が協力してシステムの業界標準化を目指した準備に取り組んでいく。

宝飾・眼鏡・貴金属業界の現状は、商品の在庫管理・入出荷管理は未だ人手に頼っているため、人件費負担に加えて計算ミスも避けられなく、経営者の費用負担が非常に重くなって来ている。

今回発売するICタグインレットをプライスタグに取り付けることにより、商品データが一括で読込めるようになる。

従来のバーコードでの商品管理のように、商品一点ずつのバーコードを読んでの棚卸作業に比べ、作業時間が1/10以下に短縮されたとの調査結果もあり、ICタグ導入によりコスト負担が大幅に削減されることとなる。

さらに、ICタグの回収が容易なため繰り返し利用が可能となり、ICタグ導入による一時的な経費アップも短期間に償却できるものと予測できる。

ICタグインレットは、ICチップとアンテナコイルを封入したフィルム状のモノでICタグの中身)

今回使用されるICタグインレットはオムロンにて開発されたV720シリーズの新商品で、交信周波数13.56MHzのフィリップセミコンダクター社製のi-codeチップを採用。この小型ICタグインレット(サイズ:12×32mm、メモリ-容量:112バイト)は、宝石箱2~3段積での一括読込みが可能。

販売目標は、2004年度ICタグインレット500万枚、2005年度1000万枚を見込んでいる。

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