（株）山星屋は、NECと共同で、全国44拠点の音声通話とデータ通信をインターネット・プロトコル(IP)で統合した「音声統合ネットワーク」を構築した。
また、本ネットワークの性能監視や障害監視、障害発生時の保守などの運用管理をNECがアウトソーシングサービスにて代行する。
山星屋は、、商品力や物流力の強化に加え、豊富な小売情報・メーカー情報・トレンド情報などを集めて分析する情報システム力を強化し、売れ筋商品の提案・売り方提案・運営オペレーション提案などの強化に取り組んでいる。
今回の「音声統合ネットワーク」の構築は、こうした取り組みの一環で、基幹業務の安定稼動を実現するため、データ通信用に高速な帯域を確保する。 また、障害発生時にも基幹業務システムと情報系システム双方のバックアップ機能を実現する。
また、山星屋営業支援システム『AIMS:ARISTA Information Management System』で取り扱う情報量の増大への対応し、各拠点間をIP-VPNでつなぐことにより、従来のATM網に比べ約15％のコスト削減を見込んでいる。拠点間の音声通話(電話・FAX)をIP化することで、通信コストの大幅な削減を見込んでいる。
さらに「音声統合ネットワーク」の運用管理をNECにアウトソーシングすることで、ローコストオペレーションを実現する。
