野口英雄氏著書による「低温物流の実務マニュアル指針」は（株）プロスパー企画から発行された。
2001年に、『低温物流がロジ・ビジネスの未来を拓く』 、2002年『低温物流の先進企業事例』に続く第三弾。低温物流に長年携わり、研究者として、ノウハウ・管理技術をまとめ狙いで、「レッシュ・サプライチェーン・ロジスティクス」を基本理念として、3部作として構想されたもの。
同書では、前作までの低温物流の総論と具体的な企業の実践事例を踏まえ、実務的なマニュアル作りのための指針として取りまとめている。
判型 A5判、226ページ、発行2004年1月、定価2625円（税込価格）、ISBN4-938695-86-3。
発行は（株）プロスパー企画。
電話03-3946-5911
下記でも取り扱っている。
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目次
第1章 現状のニーズと課題
1．低温物流の経営としての位置づけ
2．ロジスティクスの消費系へのパラダイムシフト：消費者への接近
3．リテイルサポート視点でのロジスティクスの組み立て
4．全温度対応のニーズ
5．トレーサビリティー
6．一次産品のロジスティクス
7．グローバル化対応
8．概念統一の重要性
第Ⅱ章 基本的管理事項
1．コスト・料金構造とローコストオペレーション
2．品質・鮮度・衛生管理
3．結露の防止策と生体品の扱い
4．業務品質管理とマニュアル化
5．拠点運営と輸配送ネットワーク
6．輸出入機能
7．リスク管理
第Ⅲ章 ハード・ソフトとしての課題
1．低温トラックとその他低温輸送モード
2．冷蔵倉庫の設計と課題
3．マテハンと一貫パレチゼーション
4．情報システムの活用
5．環境・交通安全対応
第Ⅳ章 業務改革としての課題
1．コスト構造の改革
2．トータルシステム化
3．業務高密度化
4．高スピード化
5．生産性向上
6．コストロス抑制
7．科学的管理手法の活用
第Ⅴ章 将来展望とロジ・ビジネスの展開
1．対象となる食ビジネスの市場規模
2．低温領域に商品戦略
3．SCMの進化を目指す
4．アウトソーシングと共同化
5．ロジ・ビジネスとしての課題
6．技術的課題
