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スズケン/千葉県印西市に医薬品の物流拠点稼働

2010年11月01日/物流施設

スズケンは11月8日、関東エリアで3番目の医療用医薬品の物流拠点「千葉物流センター」(千葉県印西市)が稼動する。

<千葉物流センター>
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千葉物流センターは、設備投資65億円で、敷地面積3万㎡に延床面積2万1727の物流センターを設け、21000品目を保管する。

千葉県・茨城県・東京都の一部をエリアに、納品リードタイムの短縮や品切率の低下を実現し、出荷能力は年商約2200億円の処理能力を持っている。

独自の倉庫管理システム導入により、納品した商品のロット・有効期限の管理を可能にし、製造不良等による回収対象医薬品を迅速に回収が可能になる。

さらに、デジタルピッキングシステムとPOS検品システムを導入による高精度の出荷を行なうとともに、向精神薬、毒薬、毒物・劇物などを保管する特殊品庫とセンターコントロールルームに静脈認証システムを設置し、商品の特性に合わせた厳重な管理を行っている。

また、ICチップ入り非接触カードによる全館の入退室管理や監視カメラによる24時間監視を行い安全・安心を確保している。

なお、最大発電能力20kwの太陽光発電パネルを物流センター南側に設置し、LED照明を一部採用している。

同社では、全国9拠点の物流センター構築を基本軸にした物流構想の早期実現や「トレーサビリティー(追跡調査)」を実現することによる商品の品質管理精度の向上に取り組んでいる。

現在稼動中の札幌、戸田(埼玉県)、神奈川、江南(愛知県)、阪神(兵庫県)、今回の千葉物流センターに加え、宮城、岡山、福岡を合わせて全国に9拠点の中規模物流センター、この機能を補う8拠点の商品センターを設置する計画。

千葉物流センターの概要
名称:千葉物流センター
所在地:千葉県印西市みどり台1-1-1
敷地面積:30,000.00㎡
建築面積:11,226.44㎡
延床面積:21,727.49㎡
構造・規模:鉄骨造地上2階建

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