（株）ハマキョウレックスの平成16年3月期第3四半期業績の概況（連結）の経営成績は下記のとおり。
第3四半期におけるわが国経済は、企業の輸出や生産が増え設備投資も緩やかに増加し、株価の持ち直し等景況感に幾分明るさが出てきたものと思われる。
こうした中、各企業とも物流の効率化と物流費の軽減を図るため、アウトソーシングの機運が一層高まってきており引き合いも活発化している。
同企業グループは、中間期決算までに7社の物流を立ち上げ、物流センターの総数は31センターとなったが、当第3四半期において新たに2社を新規に受託、うち1社を愛知県岩倉市(インテリア)にセンターを新設し、10月より稼動を開始している。
もう1社は3月の稼動を目指し準備に着手した。
さらに、中間期に受託した取引先の物流の合理化を図るべく、岡山(ホームセンター)に2月、神戸(ホームセンター)に16年上期中の稼動を目指し引続き準備を進めている。
以上の結果、当期中の物流センターの新設数は7箇所となるが、神戸センターを伊賀センターに10月に統合したため、総センター数は33センターとなる予定であり、計画どおり進んでいる。
また、人材育成の一環として「物流センター運営ノウハウ等」をテーマに毎月社員研修を開催し、上期に引続き社員のレベルアップを図った。
この結果、当第3四半期の営業収益は178億91百万円(16.4％増)、経常利益14億55百万円(32.1％増)、当期利益6億47百万円(27.9％増)となった。
