ハマキョウレックスが5月13日に発表した2010年3月期業績によると、売上高782億7300万円(前年同期比1.2%減)、営業利益49億5500万円(20.7%増)、経常利益50億2300万円(27.3%増)、当期利益23億9600万円(43.1%増)となった。
物流センター事業の売上高は、376億2000万円(4.0%増)、営業利益は42億8400万円(11.0%増)となった。収益増加の主な要因は、前連結会計年度に稼働したセンターのフル寄与と、新規稼動したセンターが順次業績に寄与したことによるもの。
新規受託の概況は、12社の物流を受託し、稼働状況は、前期に受託した3社を含め13社(新センター6社、既存センター7社)稼働しており、残り2社についても準備を進めている。
物流センター総数は、新規受託による増加とセンターの統廃合による減少の結果、前期末比5センター増加し、60センターとなった。
貨物自動車運送事業の売上高は406億5300万円 (5.5%減)、営業利益は6億6900万円(174.5%増)だった。収益減少の主な要因は景気悪化の影響によるものであり、前年同期比23億6900万円減少している。
営業利益増加の主な要因は、近物レックスの経営改善が進み、同社の営業利益が2億2700万円増加し、黒字化したことによるもの。
来期の業績は、売上高840億円、営業利益57億円、経常利益55億円、当期利益26億円の見通し。