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ハマキョウレックス/売上高6.8%減、当期利益9.6%減

2009年07月30日/決算

ハマキョウレックスが7月30日発表した2010年3月期第1四半期業績によると、売上高189億700万円(前年同期比6.8%減)、営業利益11億6100万円(6.6%増)、経常利益11億4400万円(0.8%増)、当期利益5億800万円(9.6%減)となった。

物流センター事業の売上高は、93億5000万円(4.3%増)、営業利益11億9500万円(25.2%増)となった。営業収益増加の主な要因は、物流センター運営の充実と前連結会計年度に新規稼働したセンターが業績に寄与したことにある。

新規稼働の物流センターの状況については、前会計年度に3社、同第1四半期に1社の物流を受託しており、1社については4月に稼働。残りの3社は、7月以降の稼働を目指し準備を進めている。

物流センターの総数は、新規受託による増加と、既存センターを集約したことによるセンター減少により、55センターとなった。

貨物自動車運送事業の売上高は、95億5700万円(15.5%減)、営業損失は3400万円となった。減益の主な要因は、近物レックスで、前会計年度から続く不況の影響で出荷物量が減少し、営業収益が前年同期比13億9900万円減少したことによるもの。

収益確保に向けた取組みとして、同社と近物レックスで共同営業を実施、新規荷主や過去に取引のあった荷主などの営業情報を本社営業統括部で一元化、交渉の進捗状況を徹底して日々管理するなど、新規荷主の獲得に向け取組んでいる。同社との取引についても、前期に月額約4000万円の取引が、約5000万円にまで増加している。継続して取引拡大に取組み、月額1億円にまで拡大していく。

経費面は、ことし1月から実施した幹線便数の圧縮を継続して実施しており、コストを前年同期比約6000万円削減した。関連会社の統廃合を実施し、管理コストの削減を図っている。

今後の取組みとして、幹線便で同業他社との共同配送(エコアライアンス)に取組み、収益性と積載効率の向上を推進する。

通期の業績予想は、売上高810億円、営業利益47億円、経常利益45億円、当期利益21億円を見込んでいる。

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