プロロジスは2月4日、川商倉庫（株）より譲渡された既存の物流施設を新たに「プロロジスパーク浦安Ⅱ（ツー）」として開設した。
取得総額は55億円で、施設は千葉県浦安市港に位置し、現在、（株）良品計画がテナントとなり「良品計画浦安センター」として利用している。
今後は、プロロジスが川商倉庫より業務を引き継ぎ、引き続き同施設を良品計画へ長期間賃貸する。同施設はプロロジスにとって、プロロジスパーク新砂（テナント：日本通運）に次ぐアクイジション（既存の物流施設を購入、所有運営を行い、顧客に提供する）事業による物流施設となる。
プロロジスパーク浦安Ⅱは、東京都心部より約15Kmの場所に位置し、松下ロジスティクス（株）専用物流施設であるプロロジスパーク浦安（所在地：千葉県浦安市港78）にもほど近い。
浦安インターチェンジから車で約10分、首都高速湾岸線など幹線道路へのアクセスに優れ、羽田空港、東京湾などの物流重要拠点へも至近な、物流の要衝にあり、効率の高い物流および戦略ロジスティクスを実現する上で理想的な場所に立地している。
1998年、良品計画向けに開設された当施設は現在、主に東日本エリアの店舗への商品供給と流通の一元管理を行う物流センター。
プロロジスは現在、ビルド・トゥ・スーツ（特定テナント向け）型そしてマルチテナント（複数テナント向け）型物流施設の素地からの開発・所有運営するディベロップメント事業を積極的に展開し、首都圏、関西地区、中部地区と着実に事業を進めているが、今後、同社のもう一つの柱であるアクイジション事業に関し、その事業スピードを加速させる。プロロジスのアクイジション事業は、顧客のニーズに応える為、多種多様な物流施設を、規模、立地、賃貸借条件などの面から、豊富な経験と知識を持ったプロロジスの専門家チームによって価値判断し、取得する。
「プロロジスパーク浦安Ⅱ（ツー）」概要
名称：プロロジスパーク浦安Ⅱ（ツー）
所在地：千葉県浦安市港77-5
敷地面積：約24 300m2
延床面積：約33 000m2
構造：B棟鉄骨造2階建てC棟鉄骨造5階建て
開設時期：2004年2月4日
