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郵船航空サービス/平成16年3月期第3四半期の概況(連結)の経営成績

2004年02月09日/未分類

郵船航空サービス(株)の平成16年3月期第3四半期の概況(連結)の経営成績は下記のとおり。

世界経済は、2003年後半の米国の底堅い景気回復に主導される形で持ち直しの傾向が強まった。

当第3四半期においては、各国とも当期の航空貨物の大宗であるデジタル家電需要を中心に、総じてまずまずの活況となり、航空貨物業界においても旺盛な荷動きとなった。

このような環境の下、同社の当四半期までの累計(平成15年4月~12月)の連結業績は、営業収益89 605百万円、営業利益5 142百万円、経常利益5 393百万円、四半期純利益3 261百万円となり、中間期における通期の業績予想に対する到達率は、営業収益76.6%、営業利益82.9%、経常利益84.3%、四半期純利益83.6%だった。

日本
貨物運送事業は、世界的なデジタル家電の需要拡大に伴い、輸出では半導体等電子部品のアジア向け輸出が加速した他、欧米向けのクリスマス出荷などが好調に推移し、輸入でもデジタルカメラやカメラ付携帯電話とその部品の取扱いが順調だった。

また、SARS終焉以降、急回復した旅行事業は、第1四半期のマイナスの穴を埋めて、累計でプラスに転じた。

その結果、国内連結子会社を含めた営業収益は50 389百万円(通期予想に対する到達率75.5%)、営業利益は3 283百万円(同87.5%)となった。

北米
第2四半期に引き続き、日本とその他アジア向けの航空輸出が低調な中、自動車部品や光学機器などのアジア発の輸入や倉庫オペレーションは底堅く、9月に入ってからは米国経済の消費回復に伴って、家電関連の輸入の取扱いが増えた。

当四半期までの累計の当地域の営業収益は8 040百万円(通期予想に対する到達率75.1%)、営業利益は280百万円(同70.0%)となった。

欧州
各国とも景況感が上向く中、自動車部品の輸出入、電子部品、アパレル、医薬品・化学品関係などの輸出、デジタル家電の輸入などの航空貨物取扱いが総じて好調であり、営業収益は8 477百万円(通期予想に対する到達率77.1%)、営業利益は343百万円(同76.2%)となった。

東アジア
中国の高成長と米国経済の回復により、年後半に入ってからは域内各国でもSARSの影響で先送りされていた設備投資が盛り返すなど、概ね景気回復基調が強まり、米国向けの航空貨物を中心に輸出入とも取扱いが伸び、営業収益は14 621百万円(通期予想に対する到達率77.0%)、営業利益は844百万円(同76.7%)となった。

南アジア・オセアニア
タイを除くとやや経済の力強さに欠ける当地域ながらも、自動車とデジタル家電関連の荷動きは堅調だった。

輸出が好調なタイ法人の業績が貢献し、当地域の営業収益は9 176百万円(通期予想に対する到達率83.4%)となった。

しかしながら、販売体制強化のための倉庫手当てと増員に伴う一般管理費の増加により、営業利益は387百万円(同77.4%)となった。

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