（財）食品産業センターのポテトチップス、トレーサビリティの実証試験を行う。
食品産業センタ－は、農林水産省が進める「食品トレーサビリティシステム開発・実証試験」に参画し、食品企業の大半を占める中小企業が容易に取り組めるよう、画像ファイル（PDFファイル）を活用した安価で操作が簡単なシステムの開発を進め、店舗での実証試験を実施する。
■実証試験概要
実施期間：
平成16年2月7日（土）11時～17時
平成16年2月8日（日）11時～17時
実施場所：
株式会社東急ストア中目黒店
目黒区上目黒1-21-12
実施内容：システムを使用してコンピュータに保存した製造段階の記録データを用い、実証試験対象製品の履歴情報検索を実演する。
システムの特長
整備コストが極めて廉価で操作が簡単なシステムで、伝票類、チェックシート、記録書類などをスキャナで読み込んで画像ファイル（PDFファイル）にして登録し、検索可能なシステムを構築することでトレーサビリティを実現する。
既にデジタル化しているデータも取り込むことが可能で、各部署でパソコンに読み込んだ画像ファイルを、各種メディアによって1台のパソコンのデータベースに登録することで、施設内にネットワークを構築しなくてもトレーサビリティが実現可能。
協力団体
製造段階：（株）湖池屋（工場）
流通段階：東急ストア（流通センター）
店舗段階：東急ストア（中目黒店）
システム開発：凸版印刷（株）、NECネクサソリューションズ（株）
