(株)日立情報システムズは、中堅・中小規模企業向けに、eビジネスに対応したERPパッケージ「Web天成」を販売開始する。
近年、インターネット関連技術の急速な普及に伴い、インターネットを活用したビジネス機会が拡大し、中堅・中小規模企業においても、企業間の電子発注・電子調達、モバイル端末による出先からの在庫検索、取引状況検索など、Webを活用した新たなビジネス形態のニーズが高まっている。
一方で基幹系システムも、既存の営業支援システム(SFA、CRMなど)との連携、ワークフロー管理による電子承認など、スピーディーな業務処理が求められている。
同社は、「TheBestApplicationSolution」をスローガンに、パッケージを中心としたSI事業に注力し、特に中堅・中小規模企業に対しては、C/S型の卸売業向けERPパッケージ「天商」(250システム以上の導入実績)、製造業向けERPパッケージ「天成」(400システム以上の導入実績)を精力的に販売している。
昨年からは、日本アイ・ビー・エム(株)との協業により両商品を「IBMeServeriSeries」に対応させ、販路の拡大を図っている。
「Web天成」は、「天商」「天成」の導入事例・ノウハウを業種別にテンプレート化することで、システム構築時のパッケージの適用率を高め、最短90日という短納期、低コストでの導入を実現した。
また、WebベースのERPパッケージとして提供することで、企業間コラボレーションを実現するeビジネス・フレームワーク(B2B/WebEDIなど)と連携が可能となり、同社の得意事業であるデータセンタをベースにしたシステム運用事業(サーバアウトソーシング、運用監視などの各サービス)とも、容易に連携が可能。
これら「Web天成」の特長を活かして、中堅・中小規模企業のeビジネス実現に向けたトータルソリューションを提供する。