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松下ロジスティクス/2010年に全ての自社車両をハイブリッド車に

2004年02月12日/未分類

松下電器産業(株)グループは、物流における「地球環境との共存」への取り組みの一環として、グループの物流子会社である松下ロジスティクス(株)の自社配送車両に、ハイブリッドトラックを本格的に導入する。

トヨタ自動車(株)のハイブリッドトラック6台を、関西地区へ導入するのを皮切りに、順次全国へ展開し、2010年には440台の自社車両全てを低公害車化する計画。

同社は、環境指針「グリーンプラン2010」の中で、地球温暖化防止策の一つとして「グリーンロジスティクス」の促進を掲げている。

重点取り組みテーマは
(1)全国幹線輸送網を対象とするモーダルシフト
=2005年に鉄道コンテナ輸送2万本、2010年に同3万本の活用
(2)幹線輸送網から各拠点・販売店などへの輸送に利用するトラックの低公害車化
=2005年に自社車両の50%以上に導入、2010年に同100%導入完了

これにより、国内製品輸送における二酸化炭素(CO2)排出量を、2005年度までに、2002年度排出量(約9.8万トン)比で10%削減することを目標としている。

推進にあたっては、社内の「コーポレート環境会議」傘下の「グリーンプロダクツ推進委員会」の中に「グリーンロジスティクス部会」を設置し、松下ロジスティクスが中心となり取り組んでいる。

「低公害車導入」は、松下ロジスティクスは2トン車を中心に、全国で約1300台/日の配送車両を使用しているが、その中の自社車両440台を対象に、低公害車に切り替えていく予定。

また契約している運送会社に対しても、今後、保有車両の実態を調査するとともに、低公害車導入を始めとする「グリーンロジスティクス」への協力を要請していく。

モーダルシフトの推進状況では、2002年度から、既存のルートに加えて関東・関西・九州地区を結ぶ輸送ルートを中心に、鉄道輸送11ルート、及び内航海運1ルートを設定し、モーダルシフトを推進しています。2003年の見通しとして、約1万2000本のコンテナ利用を見込んでいる。

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