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ブリヂストン/関東~九州間で鉄道コンテナを活用した輸送実験

2004年02月15日/未分類

(株)ブリヂストンは、関東~九州間のタイヤ製品の物流に、鉄道輸送を活用することにより環境負荷を軽減するための実証実験を開始した。

この実験は、国土交通省が実施している「環境負荷の小さい物流体系の構築を目指す実証実験」の補助対象事業として認定されたもので、2004年2月10日から2005年2月上旬までの1年間にわたり実証実験を行う。

同社の関東と九州にある生産・物流拠点間の輸送の一部を、31フィートのグループ会社保有大型コンテナを使用して近接する貨物ターミナルから長距離鉄道輸送(モーダルシフト)することにより、この輸送拠点間で排出される年間CO2排出量を従来比約78%削減できる見込み。

2月10日には、この実証実験の初出荷を記念して、関東と九州の出荷拠点となる同社の栃木工場内物流センターと久留米工場内物流センターにおいて、初荷式が行われた。

環境活動を表す環境マークが入った専用コンテナに積み込まれたタイヤは、式典終了後、それぞれ宇都宮貨物ターミナルおよび福岡貨物ターミナルへトラックで輸送され、貨物列車に積み替えられて双方の目的地に向けて出発した。

当社、およびブリヂストングループでは、2003年に制定致しました環境理念に基づき、今後も地球温暖化防止に向けた活動にとどまらず、持続可能な社会の構築に向けて、環境経営活動に取組んでいく。

同社実証実験の概要
実験名称:「株式会社ブリヂストンのタイヤ他関連製品輸送関東・九州間往復鉄道活用実証実験」

荷主および物流事業者
荷主:ブリヂストン
物流事業者:
ビーエス物流(株)
栃木県北通運(株)
西久大運輸倉庫(株)
日本貨物鉄道(株)

実験期間:2004年2月10日~2005年2月上旬
貨物品目:タイヤ他関連製品
貨物量:栃木発/福岡発各2 400トン/年合計4 800トン/年
CO2削減量:削減量835 6トン(CO2/年)削減量約78%

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