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農林水産省/酪農・乳製品トレーサビリティシステムの開発実証試験

2004年02月18日/未分類

農林水産省の助成により別海町酪農・乳製品トレーサビリティシステム協議会は、「酪農・乳製品トレーサビリティシステムの開発実証試験」の実施するとともに公開説明会を開催する。

別海町酪農・乳製品トレーサビリティシステム協議会は、酪農・乳製品分野でははじめて、生産から店舗段階までの実証試験を2月16日(データ公開17日)より行うっている。

実証試験について
(1)実施期間:平成16年2月16日(月)~2月29日(日)
試験の特徴
①原料乳の生産履歴等の提供・開示
長い準備期間と介在する様々な技術、情報から成り立っている原料乳の生産履歴情報をIT技術の利用により提供し、消費者に生産者の顔が見える関係を構築。
また、インターネットの活用により、生産・流通・消費のあらゆる段階から、各基本情報、時系列情報、生産情報を迅速に把握することができ、消費者の食品に対応する安心・安全を向上させる。

②生産から販売店までの温度による品質管理機能
原料乳の衛生的管理のために、生産者の原料乳、バルククーラー(原料乳用冷蔵庫)、製造段階、輸送段階、店頭陳列時までの温度管理を継続的に記録し提供。

③製品のトレース能力の向上
生産者、出荷先、出荷日時等の基本情報に加え、品質管理情報、時系列管理情報を同時に参照・管理が可能。このことにより、日時や各工程における品質照会、問題発生時の原因追及等が容易に可能。

関係者
生産者段階:(有)別海町酪農研修牧場、西條甚一郎牧場、林広利牧場
集荷段階:別海農業協同組合乳検センター
加工・製造段階:(株)べつかい乳業興社
輸送・流通段階:ヤマト運輸(株)道東主管支店、日本通運(株)釧路航空支店
販売段階:北海道どさんこプラザ、宅配オータ、Aコープ別海、その他協力店
その他構築段階:別海町酪農・乳製品トレーサビリティシステム協議会実証検討会別海の酪農に関する共同研究委員会
システム構築:東日本電信電話株式会社
システム構築協力:岩井機械工業(株)、オリオン機械工業(株)、(株)橋本電器商会

システム説明会について
(1)説明会日時:平成16年2月17日(火)13時30分(30分程度)
(2)場所:北海道どさんこプラザ
東京都千代田区有楽町2-10-1東京交通会館
(3)内容:酪農・乳製品トレーサビリティシステムの説明及びデモ
・トレーサビリティ対象牛乳の履歴の追跡。
・店舗に到着した商品に同封された温度管理センサーの温度履歴を読み取り データベースに登録し工場から店舗までの温度管理状況を確認する。
・店舗に設置してあるインターネット端末からHPに掲載されている生産履歴や流通情報を確認しシステムの作動状況を確認する。

連絡先
〒086-0216北海道野付郡別海町別海132番地の2(べつかい乳業興社内)
別海町酪農・乳製品トレーサビリティシステム協議会事務局
TEL01537-5-2160高橋
01537-5-2111別海町役場内2511中村
FAX01537-5-2392
E-mailmilk@betsukai.gr.jpy-nakamura@betsukai.gr.jp
URLhttp://b-milk.st.wakwak.ne.jp

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