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日本コカ・コーラ/SCM構築で100億円コスト削減

2004年02月15日/未分類

日本コカ・コーラ(株)は、日本のボトラー14社と関連会社とともに構成する「コカ・コーラシステム」を代表し、2004年-2006年の成長戦略と2004年主要活動を発表した。

経営基本方針で、2003年10月に本格稼動を開始したコカ・コーラナショナルビバレッジ(株)(以下:CCNBC)による統合SCMの構築と情報システムの標準化を推進することで、システム全体最適の確立によるコストの低減を実現する。

CCNBCが2003年10月から本格稼動を開始したことにより、調達・製造・物流機能の一括管理による日本のコカ・コーラシステムのサプライチェーンの全国最適化は順調に進んでいる。

統合情報システムに支援された調達・製造・物流機能の最適化、製造間接費の合理化、原材料および商品在庫の削減や、コカ・コーラシステムのグローバルな規模を活用した集中購買の拡大を図ることで、2007年には年250億円以上のコスト低減が実現する見通し。

2004年度中には、新製品、新容器の製造ラインおよび製造拠点の最適配置に取り組み、2003年10月から2004年12月までのコスト低減効果は100億円に達すると見込んでいる。

全国規模で最適化した需要予測、調達・製造計画の効率向上にむけ、コカ・コーラシステムは、統合情報システムの新規構築に90億円を投資し、多様化する消費者ニーズに柔軟に対応するために、ボトル缶をはじめとする新しいパッケージを製造する新規設備に40億円を投資する。

CCNBCは、ボトラー社が運営する製造設備を今後3年間のうちに最適再配置する計画を策定しており、設備の最適再配置は、CCNBCの計画を土台にして、それらの製造設備を現在所有している各ボトラー社が今後検討を加え実行していく。

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