（株）千趣会は、関係会社である香港法人「ラックウイン・サミット・チャイナ」を通じ、中国青島に検品会社「青島鴻運住山物流有限公司」を開設した。
「青島鴻運住山物流有限公司」は、高性能オリジナルSCMシステムの導入に加え、補修・修整の日本人技術者を常駐させることによってリードタイムの短縮を図るなど、顧客ニーズに効率的・機動的に対応するための充実した検品体制を整備している。
出資者である「ラックウイン・サミット・チャイナ」は、千趣会の100%子会社である千趣会香港有限公司が住友商事（株）、山九（株）との合弁で2003年8月に香港で設立した検品事業に関する統括・
運営会社で、同社はすでに深センで千趣会が運営する検品センターを拠点として、主に日系小売
企業を対象としてとして営業を行っている。
同社にとって「青島鴻運住山物流有限公司」は2つ目の検品拠点となるが、同社は年内にも千趣会と山九が運営する上海検品センターを統合吸収し、さらに中国における広域検品拠点網を確立した上で、将来的には中国他都市と東南アジアへの展開を見込んでいる。
新会社の概要
社名：青島鴻運住山物流有限公司：ラックウイン・サミット・チンタオ
設立：2004年02月05日
所在地：中国青島
資本金：約3 000万円
株主：「ラックウイン・サミット・チャイナ」100%
事業：衣料・雑貨縫製品の品質検査、家具の出張検品、検針（寝装具用大型検針機あり）
付随業務・出荷管理（オリジナルSCMシステム使用）、補修・修整業務
