ＣＨＯＹＡ（株）は、平成18年1月期決算短信（連結）の会社の経営戦略で原価率の低減および経費削減を掲げ、国内、海外工場の整理再編による海外生産体制を強化し、原価率の改善とともに全社あげての営業コストの削減と委託先の見直しによる物流費の削減を実施するとしている。
また、業務の見直しや生産の国内縮小、海外強化などによるグループ内事業拠点の整理等グループ事業規模に見合った生産・物流拠点の整理・再編を行っていく。
会社の対処すべき課題でも、海外生産比率をさらに高め、仕入先との取引条件の改善、材料調達先、外注コストの見直しによる原価改善をさらに進め、選択と集中によるブランドの集約化と自社ブランドの育成・拡大を図り、得意先非効率催事の見直し、ファッション・アドバイザーの効率的再配置、物流業務の再構築等により営業コストの削減に取り組む。
製造、販売の連携を密にし、きめの細かい販売・発注計画により在庫回転率をあげ、在庫の評価は製造年度から経過年数に応じて評価減を行うルールを取り入れ、財務体質の健全化を図る。
次期業績見通しでは、物流業務の再構築等営業経費の削減を図るとしている。
