（社）日本通信販売協会は、協会の理事社・監事社及び有力通販企業計90社を対象として2004年1月度の売上高調査を実施した。
3月8日にまとまった調査概要によると、2004年1月度の総売上高（90社）は1121億9100万円で、前年同月比でみると+3.6％と先月度（+5.5％）から増加幅が縮小した。
全体の売上高を商品別でみると、「衣料品」は前年同月比+0.8％と先月度（+5.3％）から増加幅が縮小した。
「家庭用品」は前年同月比+7.5％と先月度（+4.8％）より増加幅が拡大し、今年度調査で2番目に高い伸び率となった。なお、家庭用品は商品分類別でみて最も高い伸び率となっている。
また、「雑貨」は前年同月比で+6.6％と、先月度（+8.2％）より増加幅が縮小し、「食料品」は前年同月比+6.0％と先月度（+7.0％）より増加幅が縮小した。
他の商品分類では、「通信教育・サービス」が前年同月比-8.2％と、先月度（-12.2％）に引き続き減少した。 また、1月度の1社あたりの平均受注件数は96 900件（回答67社）であった。
