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松下電池工業/中国・無錫松下電池で生産開始

2004年03月17日/未分類

松下電池工業(株)は、携帯電話、ノートパソコンやデジタルスチールカメラの電源として用いられているリチウムイオン電池の需要拡大に対応するため、生産拠点の拡大とともに、原材料の高騰への対応として次期代替電池開発の加速する。

リチウムイオン電池は、電池業界にあってアルカリ乾電池とともに生産数量、生産金額とも前年度を大きく上回る成長商品で、電池工業会の国内生産統計データによると2003年(1月~12月)実績は数量前年比133%、金額前年比119%、金額構成比も6%アップの43%と拡大している。

同社は中国・無錫松下電池での生産面でコストメリットを活かすとともに、デバイス製品特有の受注数量の変動に対応できるフレキシブルな生産体制を構築することで、リチウムイオン電池のグローバル生産体制を強化する。

無錫松下電池での生産能力は生産能力の約8%弱になる月産300万個を予定しており、これによりリチウムイオン電池の生産能力は国内本社工場(大阪府守口市)での生産と合わせて月産3800万個体制になる。

無錫松下電池でのリチウムイオン電池生産への投資内容
所在地:中国江蘇省無錫市新区長江路40
投資額:40億円
生産品目:角型リチウムイオン電池
生産能力:300万個/月
生産開始:2004年4月
主な供給先:携帯電話メーカー、AVC機器メーカー

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