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松下電池工業/和歌山工場のリチウムイオン電池生産拡大

2007年11月16日/物流施設

松下電池工業(株)は和歌山工場(和歌山県紀の川市)に新棟を建設し、リチウムイオン電池の生産を拡大する。

これは、今後も成長が期待されるリチウムイオン電池の事業拡大に向け、生産体制を総合的に見直し、リチウムイオン電池の国内生産体制の強化を目的とするもの。

これまで和歌山工場は電池用部品の生産拠点と位置づけてきたが、今後は、電池の源泉工程から電池の組み立て・検査・出荷までを一貫して行える生産拠点とし、リチウムイオン電池の国内での生産は、円筒形および角形の一貫生産ができる守口本社工場と和歌山工場の2拠点体制となる。

和歌山工場の新棟は、2007年12月に着工し、2008年5月の完成を目指す。2009年度には守口本社工場、和歌山工場、中国のパナソニックバッテリー無錫の3拠点を合わせたグローバルでのリチウムイオン電池生産能力は現在の月産2,500万個から約1.5倍の月産3,700万個となる。

新棟の概要
着工:2007年12月
竣工:2008年5月
投資金額:約45億円(建物と原動設備)

和歌山工場の概要
所在:和歌山県紀の川市
竣工:1990年10月
生産品目:電池用部品ならびに円筒形リチウムイオン電池

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