ヤマトシステム開発（株）は、東京都大田区にE－ビジネス対応型物流センター「新東京ロジシスセンター」を開設した。
新東京ロジシスセンターは昨年4月開設のIDC（インターネットデータセンター 東陽町）とネットワークで連携し、顧客の受発注業務や物流業務の運用を情報主導で、セキュリティ重視で提供をめざしている。
設備面は、IDCとの間に光ファイバーを設置し、大容量の情報のやり取りにも対応し、防犯カメラや入退館（ICカード認証）システムによるセキュリティ機能を完備し、個人情報の保護にも充分に配慮している。
さらに、倉庫内敷設ではラックフォークシステムを導入し、保管効率の向上も図っており、環状7号線・高速湾岸線・首都高速横羽線と結ばれ、首都圏各地や羽田空港との連絡に至便であり、都市型物流拠点として立地条件にも優れている。
今後、最終消費者からの注文情報に基づくオンデマンド物流の構築と運用支援を目指し、各種ロジスティクス系ASPサービスを順次リリースするとともに、これからもヤマトグループの総合力を活かし、情報とセキュリティを基盤としたロジスティクスアウトソーシングサービスを一貫責任で提供し、顧客の競争優位性向上とTCO削減を支援する。
新東京ロジシスセンター概要
所在地：東京都大田区平和島3-6-1
TEL03-3298-1740
施設概要：鉄筋コンクリート造6階建
倉庫部分11 241.03㎡(3 400.41坪)
事務所部分762.97㎡(230.80坪)
計12 004.00㎡(3 631.21坪)
荷役設備：
荷物用エレベーター（3 500kg、45m/分）
垂直搬送機(1 500kg、60m/分)
ドックレベラー
テーブルリフター
