i2テクノロジーズとIBMは、サムスン電子がサプライヤーの評価と支出分析にi2のサプライヤー・リレーションシップ・マネジメント(SRM)を採用したと発表した。
これはサムスンが展開する統合型のサプライ・マネジメント戦略の一環で、サムスンは既に10以上のi2製品を導入しているが、今回さらに導入を拡張することになる。
サムスンは、i2のSRMにより、SAPの30以上のインスタンスにわたる支出情報をまとめることができ、その額は160億ドルに上ると公表している。
その支出分析のデータベースは2億行、容量にして30ギガバイトになり、サムスンはこのプロジェクトのため社内に委員会を設置し、支出分析のプロセスを確立し、業務事例をテストしながら、関連企業の支出分析を行なう。
このためi2のSRMの導入は、サムスンの14事業部門へと大規模に発展したが、このプロジェクトはわずか7ヵ月で完了した。