松下電器産業（株）、三菱電機（株）、日本電気（株）の3社は4月1日、MCA無線事業の新会社「エムシーアクセス・サポート（株）」を設立する。
MCA無線は、トラック、バスなどの業務用車両を中心に利用されている「業務用無線」で、新会社は各社のMCA無線事業に関わる営業体制を結集し、「mcAccess」ブランドでの販売を推進することで、他の移動体通信に対して競争力を高め、市場拡大を目指す。
なお新会社の初年度売上高は約20億円、無線機の販売台数は2万5千台を見込む。
「エムシーアクセス・サポート株式会社」概要
社名：エムシーアクセス・サポート株式会社
設立日2004年4月1日
本社所在地：東京都新宿区西新宿3-8-4BABAビル8F
役員：取締役社長（非常勤）（松下電器顧問）
代表取締役専務増田治美
（松下電器パナソニックシステムソリュ―ションズ社在籍出向）
取締役（非常勤）高松俊一郎（三菱電機通信システム事業本部通信事業部長）
取締役（非常勤）遠藤信博
（NECモバイルネットワーク事業本部モバイルワイヤレス事業部長)
監査役（非常勤）阪田正和（財団法人近畿移動無線センター総務部長）
資本金40百万円
出資比率：松下電器67.75％・三菱電機19.875%・NEC12.375％
事業目的：MCA（MultiChannelAccess）無線機及びその関連製品の国内における販売、MCA無線機を応用したデータ伝送システムの導入等のソリューション提供及び保守事業
人員：設立時14名（04年度末26名予定）
