LNEWSは、物流・ロジスティクス・SCM分野の最新ニュースを発信しています。





物流・ロジスティクス・SCM分野の最新ニュースを発信

日本冷凍食品協会/平成15年(1~12月)冷凍食品生産高・消費高

2004年04月11日/未分類

(社)日本冷凍食品協会調べによる平成15年(1~12月)のわが国の冷凍食品国内生産量は、1 496 690トン(対前年比100.8%)、生産金額(工場出荷金額)は6 795億円(対前年比96.4%)で、数量は前年に比べ僅かながら増加したが、金額は減少した。

国内生産量は、平成12年に初めて前年を下回って以降、減少と増加が1年おきとなっているが、金額は4年連続で減少している。

国内生産量1 496 690トンに、財務省貿易統計による冷凍野菜輸入量679 795トン(対前年比94.8%)を加えた、協会の統計の「消費量」は、2 176 485トン(対前年比98.8%)で、これを総人口(127 619千人)で割った国民1人当りの年間消費量は、17.05キログラム(対前年比98.6%)となった。

ただし、実際の消費量(供給量)は、これに調理冷凍食品の輸入量を加えたものとなる。しかし、冷凍野菜の輸入量が貿易統計から把握できるのに対して、調理冷凍食品はこれに該当する独立した項目がないため、貿易統計から数字を抽出することができない。

そのため、協会の統計における「消費量」の計算には、調理冷凍食品の輸入量を加えていない。

この輸入調理冷凍食品について、当協会では協会会員のうち調理冷凍食品を輸入している社を対象に、平成9年から「調理冷凍食品輸入高調査」を実施している。

協会会員以外にも商社や量販店等が調理冷凍食品を輸入しているので、この調査の結果をわが国の調理冷凍食品輸入高と呼ぶことはできないが、年々急速に増加していることが、この調査で明らかになっている。

この調査による平成15年の調理冷凍食品の輸入量は222 825トン(924億円)で、前年より約29 500トン(15.3%)増えている。

平成15年の冷凍食品の統計上の「消費量」の前年比1.2%の減少となっているが、この約29 500トンの増加を考慮すると、実際の消費量(供給量)は、0.1%程度増加したものと推察される。

関連記事

未分類に関する最新ニュース

最新ニュース