UCC上島珈琲（株）と富士通（株）は、IT分野における業務提携を行うことで基本合意した。
UCCの情報システム子会社であるUCCコンピューターテクノロジー（株）へ富士通が資本参加を行い、両社の強固なパートナーシップにより、同社が担うUCCグループのIT戦略機能の一層の強化を目指す。富士通の出資後、同社は6月に新たに新会社として営業を開始する。
今回の提携により、UCCは、急速に高度化するITの変化に対応した戦略性の高い情報システムをスピーディ、高品質かつ効率的に構築・運用することが可能になり、企画から運用に至る全てのフェーズにおいて、ITの強化を図る。
富士通は、UCCのIT戦略により深く関わるとともに、UCOTに対する要員派遣を含め、高度な教育、ノウハウ・技術情報を提供することで、トータルでのUCCグループのIT施策を効果的に推進し、両社の関係強化によるビジネス機会の拡大を図る。
新会社は、国内最大のITソリューションベンダーである富士通の技術力と、コーヒー業界における国内トップ企業であるUCCグループのITサービス会社として今まで培ってきた豊富な経験と実績を結集することで、UCCグループに対してこれまで以上に効率的かつ効果的なIT関連サービスを提供する。
また、今後は食品分野におけるIT活用のノウハウを活かし、外販事業にも積極的に進出し、事業の拡大を図っていく。
