日本ヒューレット・パッカード（株）は、短期間・低コストでSAPR/3会計モジュールの導入を実現する短期導入パッケージ「F1Pack（エフ・ワン・パック）」を提供開始した。
F1Packでは、R/3会計モジュールの導入から運用支援までをサーバを含めてパッケージ化し、導入期間2ヶ月、価格3千万円(税込3 150万円)で提供する。これにより、企業が変化の激しいビジネス環境に、より迅速に対応するための支援を行なう。
ERPアプリケーションの業界標準として知られる「SAPR/3R」は、導入を考える企業にとって導入期間の短縮と導入費用の削減が課題となっていた。
日本HPは、これまでに蓄積したSAPR/3会計モジュール導入サービスの経験とノウハウを元に、企業に必要な会計業務機能を抽出し、標準業務モデルを適用してパッケージ化することにより、短期間・低コストでの導入を可能にしたもの。
F1Packの主な特長
・標準業務モデルを適用し、このモデルに基づく基本パラメータ設定を基に定義
・導入に必要な各種ドキュメントをあらかじめ用意し、必要な事項を事前に定義
・Excelでマスタ設定、残高移行などの設定が可能なため、効率的な作業が可能です
・プロジェクト期間中は日本HPのコンサルタントがフルサポートします
F1Packの概要
導入モジュール（対象業務）：一般会計、売掛金管理、買掛金管理、部門別予算実績管理
ハードウェア：開発および運用機としてSAP社認定の「HPProLiantサーバML370G3」2台
ユーザ数：10ユーザ程度を想定
サービス内容：導入から運用支援までのコンサルティングとサポート
価格：30 000 000円（税込31 500 000円）（SAPR/3ライセンス別）
