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東レ/米国における生産増強

2004年04月29日/未分類

東レ(株)は、炭素繊維複合材料の中長期的な需要拡大に対応し、米国におけるPAN系炭素繊維の生産設備増強を決定した。

米国における炭素繊維とプリプレグ1の生産拠点2カ所で設備の新設と増強を行うもので、トーレ・カーボンファイバーズ・アメリカ社(CFA)(所在地:アラバマ州ディケーター市)では年産1 800トンの“トレカ”焼成設備を1系列増設するとともに、炭素繊維用原糸(プリカーサ)の重合・製糸設備を1系列新設して現地での一貫供給体制を構築する。

一方、プリプレグの生産拠点であるトーレ・コンポジット・アメリカ社(TCA)(所在地:ワシントン州タコマ市)では、既存設備の増能力と新規設備1系列の増設を行い、年産600万m2の能力増強を図ります。総投資額は約160億円で、それぞれ2006年初めの稼働開始を目指します。今回の生産増強により、当社は世界最大の需要地である米国において炭素繊維複合材料の供給体制を強化する。

今回の設備増強により、CFA社の炭素繊維生産能力は3 600トン/年に(現:1 800トン/年)、グループ合計で10 900トン/年に拡大する(現:7 300トン/年、本年10月に仏ソフィカール社で増設1 800トン/年が稼働開始予定)。一方、TCA社のプリプレグ生産能力は1 120万m2/年(現:520万m2/年)になる。

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