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キムラユニティー/平成16年3月期決算短信(連結)

2004年05月05日/未分類

キムラユニティー(株)の平成16年3月期決算短信(連結)の経営成績は下記のとおり。

価格競争の激化と需要低迷の影響を受けながらも、積極的な営業活動を展開し、新規顧客の開拓、既存顧客の深耕に努め、運輸事業部門を会社分割し、(株)ユーネットランスに事業統合(平成15年4月)するとともに、キムラリースサービス(株)(旧株式会社スズケン整備)を買収し完全子会社化(平成15年8月)するなど、キムラユニティーグループの収益基盤の強化と事業規模拡大に努めた。

その結果、当連結会計年度の売上高は28 784百万円(前期比3.1%減)、営業利益は1 284百万円(前期比12.8%増)、経常利益は1 315百万円(前期比15.1%増)。

当期純利益は、前連結会計年度に計上した厚生年金基金の代行部分返上による特別利益646百万円と運輸事業部門の分割にかかる特別損失363百万円等がなくなったことにより532百万円(前期比14.7%減)となった。

主な事業別状況
物流サービス事業
・包装事業
主要取引先の価格引き下げの影響を受けたが、既存顧客への深耕や新規顧客への拡販に努めたことにより売上高は13 034百万円(前期比14.5%増)。
・運送事業
平成15年4月1日に運送事業の主要部分を(株)ユーネットランスに会社分割(前連結会計年度売上高4 048百万円)をしたことにより売上高は207百万円(前期比94.9%減)と大幅に減少した。
・格納器具製品事業
北米子会社KIMURA,INC.が本格稼動したことと、国内においても鉄製格納器具製品を中心としての積極的な提案型営業を展開して拡販活動を展開したことにより売上高は2 304百万円(前期比21.5%増)。

以上の結果、運輸事業の主要部分の会社分割(前連結会計年度売上高4 048百万円)したことにより、物流サービス事業の売上高は15 546百万円(前期比10.3%減)の大幅な減収となり、主要取引先の単価引き下げの影響やKIMURA,INC.の本格稼動による費用等の増加により営業利益は824百万円(前期比10.5%減).。

自動車サービス事業(省略)

その他事業
・情報サービス事業
主要顧客に密着した営業体制を整え、拡販活動を推進したが、一括請負開発の受注不振の影響を受けたことにより売上高は1 616百万円(前期比4.1%減)。
・人材派遣事業
前連結会計年度に事業スタートし順調に受注が拡大し、売上高は530百万円(前期比323.0%増)。
以上の結果、その他事業の売上高は2 147百万円(前期比18.5%増)、営業利益は73百万円(前期比25.5%増)となった。

次期の見通し
国内景気は一部に明るさがみえるものの、依然として先行きの不透明な厳しい状況が続くものと予想される。
このような状況の中、グループはキムラリースサービスが連結会計年度を通しての連結対象に(当連結会計年度は、平成15年10月より対象)なることに加え、北米子会社のKIMURA INC.の受注の増加を見込んでいる。「顧客価値実現のCSナンバーワン経営への変革」を強力に推進し、お客様の期待を上回る商品、サービスの提供に努めるとともに、更なる受注の拡大と原価の低減に努力する。

その結果、売上高32 970百万円(前期比14.5増)、経常利益1 420百万円(前期比7.9%増)、当期純利益770百万円(前期比44..5%増)を予想している。

主な事業別の状況
物流サービス事業
・包装事業
引き続き主要取引先の物流合理化と価格引き下げが見込まれる中、主要取引への新規受注の拡大やSCMや3PLを中心とした新規顧客への拡販努力を推進することから、売上高は14 500百万円(前期比11.2%増)を予想。
・運送事業
売上高は220百万円(前期比5.8%増)を予想。
・格納器具製品事業
米国子会社KIMURA,INC.での鉄製格納器具中心の受注の拡大が見込まれることから、売上高は3 010百万円(前期比30.6%増)を予想。

この結果、物流サービス事業の売上高は17 730百万円(前期比14.0%増)となるものの、価格競争の激化が続くことから、営業利益は820百万円(前期比0.6%減)を予想している。

自動車サービス事業(省略)

その他事業
・情報サービス事業
物流サービスとの結合した、システム開発受注の拡大が見込まれることから、売上高は1 750百万円(前期比8.2%増)を予想。
・人材派遣事業
人材のアウトソーシング需要の拡大がみこまれることから、売上高は870百万円(前期比63.9%増)を予想。
この結果、その他事業の売上高は2 620百万円(前期比22.0%増)、営業利益は120百万円(前期比63.1%増)を予想している。

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