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名糖運輸/平成16年3月期決算短信(連結)

2004年05月12日/未分類

名糖運輸(株)の平成16年3月期決算短信(連結)の経営成績は下記のとおり。

同グループは「品質第一」を年度スローガンに掲げ、前年に引き続き、品質を最重視した物流の提供に努めるとともに、顧客と一体になった物流の効率化に取り組んだ。

また、新規業務に積極的に取り組み、投資を行い、営業収益に大きく貢献し、当連結会計年度の営業収益は435億38百万円(前年同期比4.5%増)と、前期と比較して18億70百万円の増収。経常利益は12億95百万円(同18.2%減)、当期純利益は、5億93百万円(同0.3%減)となった。

セグメント別の業績
貨物運送事業
同社のほか、(株)アイソネットライン、(株)トランスメイト、ジャパンフーズ物流(株)、(株)ジャステム、(株)エムズライン、(株)エス・トラスト、星運輸(株)、(株)キョーハイ、(株)ケーツーの各社が行っている。

営業収益は355億65百万円(同3.3%増)となったが、今夏の記録的な冷夏による既存物流コースの物量減少と積載率の悪化等により、営業利益(配賦不能営業費用控除前)は18億42百万円(同20.2%減)となった。

物流センター管理事業
同社のほか、(株)アイソネットライン、(株)トランスメイト、ジャパンフーズ物流(株)、(株)ジャステム、(株)エムズライン、(株)エス・トラスト、(株)キョーハイ、(株)ケーツーの各社が行っている。

営業収益は76億32百万円(同8.7%増)となったが、前期に立ち上げた量販店関係の業務が回復基調ではあるが、外食関係の業務が苦戦したため、営業利益(配賦不能営業費用控除前)は1億25百万円(同11.8%減)となった。

その他事業
その他事業は、(株)名商が、同社及び子会社の車両保険に関する業務及び中古自動車販売業並びに同社及び子会社の物流センターに関するメンテナンス等を行っている。営業収益は3億40百万円(同51.0%増)、営業利益(配賦不能営業費用控除前)は25百万円(同73.4%増)となった。

次期の見通し
今後のわが国経済は、不安定な国際情勢などによる先行き不透明感はあるものの、株式市場が堅調に推移し、個人消費にも増加の兆しが見えるなど回復感が強まっていくものと予想される。

物流業界も、トラックによる貨物輸送量の減少に歯止めがかかるなど復調の兆しは見えるものの、厳しい価格競争、さらなる合理化、環境・安全への投資負担の増大など今後も厳しい経営環境が続くものと思われる。

同グループは、平成16年度のスローガンとして「基本徹底・品質優先」を掲げ、業界における『品質№1企業』を目指す。

新規顧客開拓のための営業力の強化や、新しいビジネスモデルを構築し、営業収益を増加させるとともに、不採算業務については継続を断念する方針を今年度も続け、次期業績は、営業収益450億円、経常利益14億円、当期純利益6億50百万円を見込んでいる。

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