四国コカ・コーラボトリング(株)は平成16年3月期決算短信(連結)の経営成績で、生産面は、新たに「ミニッツメイド」の生産設備を稼働させる等効率的な生産活動に取り組むとともに、品質強化に努めました。また、西日本のボトラー5社の共同出資により設立したミネラルウォーター製造会社「大山ビバレッジ(株)」が6月から「森の水だより」の生産を開始した。
物流面では、販売物流拠点である営業所の統廃合を進める一方、一部の仕入商品の営業所への直納等によりコスト削減に努めた。
需給面では、コカ・コーラグループにおける全国規模での最適なサプライチェーンマネジメントを目的として4月に設立された「コカ・コーラナショナルビバレッジ(株)」へ5月に資本参加し、同社の10月からの事業開始を受けて、ボトラー協働体制のもとコスト削減に向け取り組んだ。
次期の見通しでも、SCMを中心としたコカ・コーラグループとの協働に積極的に取り組むことにより、厳しい市場環境に対応するとしている。