キーコーヒー（株）は平成16年3月期決算短信（連結）で、生産物流設備のリニューアルを継続的に実施し、商品の品質、鮮度の向上を図っていることを公表した。
設備面では、平成15年3月に完了した中部工場の増築と物流センター新設工事に続き、平成15年9月に関東工場の増築改修工事が完了した。
両工場とも、幅広いニーズに対応できる新型焙煎機などの最新鋭設備を配し、多様化する家庭用市場向け商品に対応可能な包装ラインの設置スペースも十分確保した。
また、安全衛生面でもHACCPの考え方に基づき、工場内部を4つの管理区域に分け、フィルターを介した強制給排気空調システムの導入など、従来のレギュラーコーヒー製造工場には類を見ない管理体制を整えた主力工場となった。
関東工場に併設の関東物流センターも、物流業務の効率化・省人化のために自動化された物流機器と情報管理システムを平成15年9月に導入し、より鮮度の高い商品をお届けできる体制を整えた。
次期の見通しでは、引き続き生産物流設備や情報処理システムを中心とした設備投資等を行う予定としている。
