アツギ(株)は、平成16年から平成18年までの第2次中期経営計画を策定した。
その中で、収益構造の強化として、生産・販売・物流の各機能部門は、効率追及を目指し、関係会社を含めた徹底したトータルコストダウンを推進し、キャッシュフローマネジメントを推進強化する。
具体的には、お客様が「求めている品質」を見極め、製造プロセスに先端技術を導入するとともに、生産・販売・物流の各機能部門はさらなる効率化を図り、グループトータルでのコストダウンに取り組むとして、最適SCMの確立、運営を図る。
糸の加工から製品までの一貫生産と、小売店への直販体制の効率化を図るため、企画開発
から生産・販売・物流の情報の共有による最適なSCM体制を確立する。
IT活用によるロジスティクスシステムのレベルアップと安定的かつ効率的なサプライチェーンの実現を図り生産から販売までのリードタイムのさらなる短縮を図る。
SCMの効率運営により、トータルリードタイムの短縮とトータル在庫を削減し、キャッシュフローの
増大を図る。