プロロジスは、日本郵船(株)グループの子会社、NYKロジスティクス社の専用物流施設をドイツのハンブルグにおいて運営・管理する「プロロジスパーク ハンブルクドラデナウ」内に建設することで合意した。
これでNYKグループがプロロジスから賃貸する物流施設は全世界で12施設目。
プロロジスは現、NYKグループに、アルゼナウ(Alzenau、ドイツ)、イル・ダボー(Isled’Abeau、フランス)、ノースハンプトン(Northampton、イギリス)、ブダペスト(Budapest、ハンガリー)、プラハ(Prague、チェコ共和国)、カリフォルニア州ロサンゼルス、オレゴン州ポートランド(いずれもアメリカ)の、二大陸計6カ国7地域において、11の物流施設を既に賃貸提供している。
NYKグループはプロロジスの物流施設のグローバルネットワークを利用することで、物流施設を管理する窓口を世界を通じてプロロジス一つに集約することができるため、事業運営の大幅効率化を実現でき、経営資源を3PLなどの事業に集中して活用できる。
「プロロジスパーク ハンブルク
ドラデナウ」は総合計画物流施設団地として、バルト海地域最大の港ハンブルク港内にあり、主要高速道路であるA1、A7、A24に近い、物流にとって理想的な場所に位置している。
NYKロジスティクス社専用物流施設の建設は既に始まっており、2004年の第4四半期に完成する予定で、今後さらに30 000平方メートルの物流施設用地開発が同団地内で予定されている。