三井物産(株)と(株)タカラは、新規事業分野および新規の商品、コンテンツ、サービスなど広範囲の領域において、相互に協力して共同事業推進の可能性を検討することで互いの事業収益の拡大が実現できるものとの合意に至り、共同事業への取り組みに関する覚書を締結した。
■共同事業取り組み検討の対象となる領域、項目
・タカラの保有するキャラクター資産、企画力、ノウハウと三井物産の保有する企画力、ノウハウ、ネットワークの融合による玩具新商品、映像作品を含むオリジナルコンテンツ、オリジナルキャラクターの共同開発、共同事業化
・三井物産の協力による欧米、中国をはじめとする海外展開強化
・三井物産のノウハウによるサプライチェーン業務の改善などタカラの財務改善
・三井物産グループの保有するネットワークを活用したメディア展開、通販などによる販路拡大
これらについて、またこれらに限らず検討に値する事業が生じるごとに追加もしながら、両社から協議委員を出し合い定期的な検討委員会の開催を行っていくことで早期に具体的な成果を出せるよう取り組んでいく方針。