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松下電器産業/プラズマディスプレイ新工場を尼崎市に建設

2004年05月19日/未分類

松下電器産業(株)と東レ(株)は、プラズマディスプレイパネル(以下:PDP)の新たな生産拠点として、両社の合弁会社である松下プラズマディスプレイ(株)(以下:MPDP社)の第3工場を兵庫県尼崎市の臨海地区に建設し、業界最大規模の量産体制を構築する。

MPDP社は、新たに950億円を投資し、月産25万台(42型換算)、年産で300万台以上の世界最大規模の量産工場を兵庫県尼崎市に建設する。

2004年9月の着工、2005年11月の稼動開始を予定し、松下電器は、既存のMPDP社の第1工場、第2工場と中国の上海松下プラズマディスプレイ社を合せた4工場で年間450万台に上るPDPの生産体制を構築し、引き続き、薄型テレビのグローバルシェアNo.1を目指す。

新工場は次世代のプロセス技術、生産方式を導入することにより、MPDP社の生産工場の特長である「デバイスからセット完成品までの高効率・高品質を実現する一貫生産体制」を一層強化すると共に、最新の多面取り方式を採用することで、よりスピーディでフレキシブルな製品供給を実現、市場と呼応できる供給体制を確立し増大する世界のPDPニーズに対応する。

新工場概要
名称:松下プラズマディスプレイ(株)第3工場
建設予定地兵庫県尼崎市末広町2-16-4
(関西電力尼崎第3発電所跡地)
敷地面積約155 000m2
投資金額950億円(建屋・原動・設備費用を含む)
責任者:社長森田研(松下電器パナソニックAVCネットワークス社副社長が兼任)
生産品目:プラズマテレビ、業務用プラズマディスプレイ、プラズマディスプレイモジュール、及び関連製品の生産・販売などなどの製造
生産能力25万台/月
建設工事着工2004年9月
生産開始2005年11月より操業開始予定
生産人員操業開始時:約800名
延床面積約134 400m2

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