三和倉庫（株）の平成16年3月期決算短信（連結）の経営成績は下記のとおり。
積極的な営業活動を行うとともに、業務の効率化や原価の低減に努め、当期の連結営業収益は5 495百万円（前期比1.3％増）、連結営業利益314百万円（前期比45.1％増）、連結経常利益298百万円（前期比56.5％増）、連結当期純利益149百万円（前期は特別利益474百万円の計上をしたことにより前期比50.9％減）となった。
セグメント別の概況
物流事業
化学工業品が保管残高・数量ともに増加し、荷役取扱数量・運送取扱数量も増加したため、倉庫・運送業は増収となったが、作業は、綱島・大黒ふ頭事業所の閉鎖が一部影響したことなどにより、減収となった。
この結果、物流事業の営業収益は、5 166百万円（前期比2.1％増）。
保険代理業、その他の事業（省略）
次期の見通し
今後のわが国経済は、緩やかな景気の回復が続くものと見られるが、デフレ経済基調、雇用情勢など不安要因を抱え、依然として厳しい経営環境が続くものと予想される。
同社グループは、倉庫サービス、配送サービスの提供に全力を尽くし、経営の効率化を着実に進め経営基盤を強化し収益力の向上を図っていく。
次期の業績見通しは、連結営業収益5 650百万円（2.8％増）、連結営業利益370百万円（17.6％増）、連結経常利益370百万円（24.0％増）、連結当期純利益190百万円（27.5％増）を予想している。
