LNEWSは、物流・ロジスティクス・SCM分野の最新ニュースを発信しています。





物流・ロジスティクス・SCM分野の最新ニュースを発信

京極運輸商事/平成16年3月期決算短信(連結)

2004年05月26日/未分類

京極運輸商事(株)の平成16年3月期決算短信(連結)の経営成績は下記のとおり。

当連結会計年度の売上高は9 915百万円と前連結会計年度に比べ245百万円(2.4%)の減収。これを商品売上と役務売上に分けると、前連結会計年度に比べ前者は20百万円(0.5%)の増収、後者は265百万円(4.3%)の減収。
損益面は、大幅な減収に対処すべくコスト削減のため、組織改正をはじめとした業務の効率化、人件費を中心とした諸経費削減を積極的に推し進めたが、貨物自動車運送事業での新規業務獲得および環境問題対応のための車両経費増もあり、経常利益は76百万円(前連結会計年度比11.9%減)。当期純利益は、44百万円と前連結会計年度に比べ18百万円(28.9%)の減益。

セグメント別の業績
石油・ドラム缶等販売事業
石油等の販売において、総販売数量の増加およびドラム缶等の販売においては、新缶の取扱量の増加もあり、売上高は3 979百万円(前連結会計年度比0.5%増)、営業利益は28百万円(同72.4%増)。

貨物自動車運送事業
受託している受注配車業務人員の削減要請による業務代行収入の減少と環境問題対応のための車両経費増もあり、売上高は3 894百万円(同0.3%減)、営業利益は170百万円(同25.7%減)。

構内作業・機械荷役事業
主要得意先の工場閉鎖(平成15年3月31日)等による大幅な減収となり、売上高は106百万円(同70.0%減)、営業利益は26百万円(同74.6%減)。

港湾運送及び通関事業
輸出貨物の印画紙の大幅な減少および港湾荷役作業の取扱量の減少により、売上高は1 002百万円(同2.6%減)となりましたが、営業利益は諸経費削減効果もあり82百万円(同45.5%増)。

倉庫事業
輸出貨物の印画紙および国内普通貨物の取扱量減少により、売上高は472百万円(同7.4%減)となったが、営業利益は諸経費削減効果もあり49百万円(同24.1%増)。

タンク洗滌・修理事業
新規得意先の獲得等もあり、売上高は463百万円(同14.0%増)となったが、タンククリーニング工事等の競争入札での受注減もあり、営業損失は7百万円(前連結会計年度営業利益3百万円)。

次期の見通し
わが国経済の見通しは、企業収益が増益基調を維持し、設備投資も増加傾向が見込まれ、また個人消費の動向にも明るい兆しが見えてきたが、依然として厳しい雇用情勢と、個人所得の低迷が続くものと予想している。

このような状況下、物流業界を取り巻く事業環境も、依然として厳しい状況下にあり、昨年に引続き環境問題対応のための車両代替、酸化触媒装置の装着等コストアップ要因に加え、各事業部門での更なる企業間競争の激化が予想されているが、同社グループは、提案型営業活動を強力に展開しさらに業務効率化の促進・事故防止と安全管理・人材育成等を最重要課題として一段の経営効率化を推進し、競争力のある低コスト経営の実現を目指し、通期の売上高は103億円、経常利益80百万円、当期純利益75百万円を見込んでいる。

関連記事

未分類に関する最新ニュース

最新ニュース