日米の税関当局は、平成14年9月26日に発表した海上コンテナ安全対策(コンテナ・セキュリティ・イニシアティブ-CSI)の試験的実施に関する原則に従い、昨年3月以降横浜港と米国ロサンゼルス・ロングビーチ港においてCSIの試行を実施しているが、今回東京港においてもCSIの試行を開始した。
東京港において、同港に米国税関職員が派遣されるとともに、同港から米国向けに輸送される海上コンテナ貨物を対象にCSI試行を実施する。
横浜港及びロサンゼルス・ロングビーチ港については引き続き試行を継続する。
我が国における他のCSI対象港(名古屋港、神戸港)については、横浜港及び東京港における試行状況を見つつ、今後試行開始を検討する。