船井総研ロジ(株)は、インターネットを活用した配達完了情報報告サービス「デリバ」を開始した。
大手物流企業にて提供している貨物問い合わせサービスについて、中小の区域物流会社に対しても情報インフラとして求められつつある中、低コストで導入・利用できる同サービスを提供する。
配達完了情報報告サービス「デリバ」は、インターネットと携帯電話を利用した貨物問合せサービスである。インターネットに繋がったパソコンを使い、荷主企業、物流企業にて配達状況をリアルタイムに確認できる。
ASPであるため、システム開発費用・運用費用は発生しない。また、ドライバーからの登録は携帯電話を利用するため、専用端末(初期投資)なしに利用が開始できる。
更に、サービス利用料は送り状一枚あたり10円(月額最低利用料1万円)というローコストを実現。
■荷主企業メリット
インターネットによるリアルタイムな情報の確認
ドライバーが、貨物の積込時および配達完了時に携帯電話を使って情報を登録する。それにより、荷主では積込場所、積込時刻、配達場所、配達時刻、貨物個数の情報がインターネットを利用し、自社のパソコンでリアルタイムに確認できる。
伝票ナンバーでの検索
荷主企業の伝票ナンバーを検索対象とすることにより、荷主側では送り状ナンバーの周知という業務負担が増えることなく、サービスを利用できる。
スムーズな問合せ対応
問題が発生した場合でも、何が発生したのかをドライバーが入力できるため、配達先からの問い合わせにスムーズに回答できる。
■物流企業メリット
全車の配達状況確認
全車の配達状況が、「積込未完了」「積込完了」「配達完了」「配達時にトラブルあり」の4つのアイコンでビジュアルに確認が出来る。車番ごとの業務完了が一目で確認できるうえ、トラブルがあった場合はすぐに対応をとることが可能である。
また、進捗状況が上記アイコンで確認できるため,複数箇所卸の配送を行う車の進捗確認を簡単に行うことができる。
問い合わせの低減
“過不足あり”といった配達の状況とドライバーのコメントも入力できるため、より細かな報告が可能である。それに加え荷主企業側で自社の伝票ナンバーで確認できることにより、問い合わせの低減につながる。
傭車の管理が可能
特別な機器が不要で、簡単な操作だけで情報を登録することが出来るため,傭車先にも配達完了情報を登録してもらうことが可能である。それにより、今まで判取伝票が返ってくるまで業務が完了したのかさえわからない状況だったものが、配達完了した時点ですぐに状況が確認できる。
価格
初期費用1万円
情報費用10円/1件(最低利用料金1万円/月)
8月末までの申込みに限り、初期登録費用が無料となる。
問い合わせ
船井総研ロジ株式会社情報システム担当まで
所在地:大阪市北区豊崎4-12-10
電話:06-6292-7051