三菱マテリアル（株）のセメント事業カンパニーと、三菱商事（株）は、中国国内でのセメント販売力の強化を目的としてセメント混合製造会社、「青島三菱水泥有限公司」を設立し、セメントサイロと混合設備が竣工した。
新会社は、総投資額約5億円をかけて山東省青島市に設立、三菱マテリアルの九州工場（福岡県苅田町）を中心として中国内外よりセメントを受入れ、現地で調達したフライアッシュ（石炭火力発電所等で発生する石炭灰）を添加、中国規格のセメントを製造し、将来的には年間40万トンの販売を予定している。
会社概要
社名：青島三菱水泥有限公司
（QINGDAOMITSUBISHICEMENTCOMPANYLTD.）
会社設立：2003年4月
所在地：中華人民共和国山東省青島市市北区青島港七号埠頭44泊
資本金：2,500千米ドル
出資比率：三菱マテリアル66.67％、三菱商事33.33％
代表者：董事長中川靖博（三菱マテリアル執行役員）
従業員数：20名
事業内容：セメント混合製造及び販売
設備概要：サイロ（15,000t×1基，1,000t×3基，300t×1基），事務所棟等
敷地面積：7,000m2
