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日清エンジニアリング/WMS発売

2004年06月27日/未分類

日清製粉グループの日清エンジニアリング(株)は、弁当や惣菜等の製造工場や外食業者のセントラルキッチン等、多品種の食品製造工程に於けるトレーサビリティの確保を可能にした生産管理パッケージと、低温配送を主体とした食品の物流センター等での賞味期限管理を可能にした倉庫管理パッケージ発表した。

パッケージ化したことで従来品より安価で短期間に納入する事が出来るだけでなく、2つのパッケージを連携する事により、生産工場の原料入荷段階から生産・出荷工程を経て配送センターの配送先店舗までの、商品ロットのトレーサビリティが可能となる。

これ迄、同一の原材料を使用して多品種の製品を製造する工程では、トレーサビリティの対象となる生産ロットの範囲設定に苦労していたが、本生産管理パッケージを導入する事でこうした問題が解決出来る。

生産管理パッケージは、生産計画に対応した製造計画の立案と現場端末への作業指示、バーコードラベル照合等による作業ミスの撲滅と作業実績データ収集、作業実績に基づくロットトレースとリアルタイムなエリア毎の在庫管理が可能となり、これらに基づく生産スケジュール表示や工程進捗管理、仕入原価や現場作業実績に基づく原価管理の徹底、生産性の向上、ロスの削減、原価低減が図れる。

WMSは、入出庫管理や在庫管理、入出庫・保管料の計算等倉庫業務のコアとなる業務管理と制御を行う。

賞味期限管理に基づく鮮度管理や先入れ先出し管理、無線端末やバーコードを用いた作業ミスの防止、柔軟な出荷作業と保管効率の向上、入荷から・在庫保管・出荷までの商品のロット管理を行う事により、商品のトレーサビリティが可能となる。

両パッケージとも、既存のパッケージをベースに同社の経験とノウハウに基づき開発し、生産管理パッケージは(株)山武、倉庫管理パッケージは(株)セイノー情報サービスとの共同開発・共同販売製品。

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