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日本ビクター/環境対策に地方港利用率50%目標

2004年07月04日/未分類

日本ビクター(株)は、環境経営報告書2004を発表した。

同社ではトラックから排出される物質の削減というテーマに対して、輸送方法の見直し、積載効率UPという2つのアプローチで「使用するトラック台数削減=排出量の削減」を推進して取り組でいる。

輸送方法の見直しでは、「輸入コンテナ陸揚げ地への直送化」と「他社との共同配送」のテーマ。

直送化による削減
従来は海外からの製品を東京港または横浜港に陸揚げ後に国内6箇所の物流センターにトラック配送していた。

しかし、トラックでの輸送を極力減らそうという観点から、各物流センター近くの港で陸揚げして直接各物流センターに直行させる取り組みでトラック便数を1500台以上削減し、2003年度にはCO2換算で1,144tの削減を達成した。

これは前年度比114%になり、総輸入量の約半分弱の44%が直接地方港に陸揚げされ、2004年度は、この比率の50%超を目指す。

共同配送による削減
各物流センター間および物流センターから客先へのトラック輸送を他社との共同配送にした。これによりトラック一台あたりの積載量を高めることで他社分も含めた使用するトラック台数を削減している。

積載効率UPによるトラック輸送の削減
商品の梱包設計の見直しにより、ビデオデッキHR-G13では取り組み前に比べ、3割の小型化を達成し、1台のトラックに多く積載することで使用するトラック台数の削減を図った。

その他の商品での取り組みも含めて2003年度にCO2換算で24トンの削減ができ、2004年度は、更に対象モデルを拡大し、グリーン化に取り組んでいく。

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