日本ビクター（株）は、米国とメキシコにおける物流の見直しを進めており、6箇所の拠点を3箇所に集約し、在庫管理精度の向上、輸配送網の見直しにより、販売物流における支払い物流費約13億円を3割削減を見込んでいる。
同社では1昨年から世界的な物流の見直しを進め、最後に大規模市場である米国の見直しを進めており、SCMの浸透を図るため、拠点集約による在庫削減、大型拠点での作業効率の向上、在庫状況のリアル管理による高精度なロジスティクス手法の導入を進めている。
日本ビクターの現地法人JVCAmericasCorp.のアトランタのイーストコースト物流センターでは、ことし2月に（株）フレームワークスのWMS「Logistics Station iWMS LEX」のプロトタイプを導入することにより、現場オペレーションの管理、作業工程の効率化を実現し、全体最適の実現含め、販売物流における支払い物流費削減に大きく寄与している。
