日本ビクター／モータ事業部門を事業譲渡

日本ビクターは2月27日は、モータ事業部門を会社分割し、JVCモータ（新設会社）に分社化したうえで3月31日に譲渡することを発表した。
部品事業について、事業分野ごとに事業譲渡や分社化を視野に入れた抜本的な構造改革の検討を行う中で、情報機器向けのハードディスクドライブ（HDD）・フロッピーディスクドライブ（FDD）搭載のスピンドルモータの製造・販売を行っているモータ事業に関して、日本産業パートナーズ（以下：JIP）との間で事業譲渡の協議検討を進めていた。
その結果、既存顧客への供給責任の継承、モータ事業に従事する従業員の雇用確保にもつながると判断し、JIPが管理する投資組合（JIPファンド）への事業譲渡を決めた。
事業譲渡先の概要
名称：日本産業パートナーズ（株）
主な事業内容：事業再編目的のファンドの管理運営業務及びその関連業務
設立年月日：平成14年11月1日
本店所在地：東京都千代田区丸の内2-1-1明治安田生命ビル9F
代表者：代表取締役社長馬上英実
資本金1億円
大株主構成：みずほ証券（株）、ベイン・アンド・カンパニー・ジャパン・インコーポレイテッド、（株）NTTデータ