LNEWSは、物流・ロジスティクス・SCM分野の最新ニュースを発信しています。





物流・ロジスティクス・SCM分野の最新ニュースを発信

フレームワークス/新WMS「Logistics Station iWMS LEX」発表

2004年07月08日/未分類

(株)フレームワークスは、新製品「Logistics Station iWM SLEX(以下:LEX)」を10月1日より販売を開始する。

LEXは、マイクロソフト社のWebでのプラットホーム「.NET」で開発された業界で初のWMSで、米国での日本ビクター(株)での導入実績をふまえ、正式リリースした。

「.NET」は特定のハードに依存することなく、WEB上だけでリアルタイムな情報の共有・伝達が可能となり、ネットワーク、ブロードバンド、そしてユビキタス社会へと対応するMicrosoft社が提唱する技術基盤で、マルチ言語対応、大規模システム構築も可能なスケーラビリティ・XMLを利用した容易な企業間連携などのシステム構築が可能となる。

日本のソフトが、米国で世界のどの企業よりも先に.NET環境のWMSを稼動できたことは非常に稀なケースで、LEXは、プロトタイプを日本ビクターの現地法人JVCAmericasCorp.で先行導入され、この稼動実績が評価されたことにより、2003年にマイクロソフト社の「.NETアプリケーションアワード」部門にて最優秀賞を受賞している。

LEXの特徴
ロジスティクスの視点でのシステム設計
従来のWMSは、システム設計の基本は倉庫を境界線とするものであくまで一つの視点しかなく、ロジスティクス全体での在庫把握という視点が弱く、また倉庫内の作業についても、外部からの出荷データなどに影響を受けてしまい適切な作業支援が行えない状況となっていた。

LEXではシステム設計の境界線を倉庫からロジスティクスまでに広げており、「SCMや商流という視点で捉える場合に必要な在庫情報」と「倉庫内にて入出荷作業を行う上で必要な在庫情報」を区分したデータ構造となっている。

これにより、どの会社・どの倉庫で在庫がどのような状況にあるのかというロジスティクスの視点での情報提供を行いながら、倉庫内の詳細な在庫データや作業指示データも明確に管理でき、有益な情報提供と倉庫内作業の効率性を両立している。

また、データが明確に分離されているため、様々な視点でのデータ分析も可能となっている。

日本ビクターの現地法人JVCAmericasCorp.で先行導入され、今年二月にアトランタのイーストコースト物流センターでも稼動が始まっており、LEXは同センター内にて保管効率と作業効率をそれぞれ30%向上している。

その他の特徴
これまでのノウハウが結集した使いやすいユーザーインターフェイス
トラブル時のアラート機能・オンラインヘルプ・ロジフォンなどの機能充実

製品体系
LEXは、これまで販売してきた「Logistics Station iWMS(R)」シリーズの最新版としてリリースし、これまでの製品は、「LogisticsStation iWMS Nxs」と名称を変更して、当面は並行販売する。

価格
最小構成で900万円以上(オプション別)

販売計画
初年度は3セット2億円を見込んでいる。

関連記事

未分類に関する最新ニュース

最新ニュース