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東芝テック/.NETビジネスフレームワークの機能強化

2004年07月19日/未分類

東芝テック株式会社は、.NET上の開発・実行環境「CrossMissionVer2.0」を機能強化する”サービスパック2″を、2004年7月リリースした。

「CrossMissionV2.0サービスパック2(SP2)」は、CrossMissionを.NETシステム開発に採用されたユーザーからの要望を追加する無償提供のサービスパックで、SP2の追加により、プロセス間通信機能・プロセス制御機能を強化し、より柔軟で安定したシステム構築が可能となる。

①プロセス間通信機能の強化
CrossMissionが提供するセッション継続型の高機能プロセス間通信クラスCommunication-Connectionを使用した通信を自由に接続・切断し、プロセスを起動したまま接続先のサーバを切り替えることができる。
例えば認証サーバに接続した後、サービスを提供するサーバに接続することで、複数のサーバで共通する認証を独立した認証サーバで運用することが可能。

②メッセージキューイング機能の強化
プロセスに集中したメッセージ要求を保存してビジーを防止するキューイング機能に、外部プロセスからキューを操作できるインターフェースを追加した。
キューイングされているメッセージの一覧読出し、実行順序変更、メッセージ削除、キューからの読出し一時停止/再開、キューイングの一時停止/再開が可能。

③メッセージコーディネータ/メッセージコーディネーションマネージャ
新しいサービス「メッセージコーディネータ」はCrossMissionが提供しているメッセージキューイング、排他制御、同時実行数制御などプロセス毎にサポートしていたスレッド管理機能をサーバやプロセスが異なるスレッド同士に拡張した。
サーバをまたがるような協調運転を行う分散アプリケーションの構築を容易にした。

④プロセスの基本優先度設定機能
OSがプロセスのスレッドを処理するときはスケジュール化され順次処理される。
プロセスのコンフィグレーションファイルに基本優先度を設定することで、優先度を設定でき、アプリケーションの応答速度とCPU負荷の関係をチューニングすることが可能。

⑤Windowsターミナルサービスへの対応
Windowsのターミナルサービス機能に対応し、ターミナルサービスを使用したクライアントからのアプリケーションプロセスの起動が可能になった。
ターミナルサービスで起動するプロセス同士やホストマシンで動作するプロセスを競合させないで、並行動作できる。

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