（株）フレームワークスは、平成16年5月期決算短信（非連結）を発表した。経営成績は下記のとおり。
同社の事業分野であるWMS市場は、企業の物流コストの削減意識やサプライチェーン・マネジメント・システム構築機運の高まりを受け、物流改革を推進する企業からの受注により堅調に推移した。
WMSを核とする物流コンサルティングとシステム・インテグレーションに注力すると共に、従業員の採用と育成に努め、事業基盤の強化を図ってきた。
昨年に引き続き大型プロジェクトの継続受注により、サプライチェーン・ロジスティクスソリューションが好調に推移したことに加え、同社製品と関連する高額ソフトウェアの販売により、ハードウェア・ソフトウェアプロダクトセールスが増加している。
このような事業活動の結果、売上高は前期比7億43百万円増の24億72百万円（前期比43.0％増）となり、増収となり、経常利益は前期比1億19百万円増の2億28百万円(前期比108.5％増)、当期純利益は前期比59百万円増の1億5百万円（前期比128.3％増）となり、増益を達成した。
次期の見通し
翌事業年度におけるWMS市場の動向は、当事業年度に引き続き堅調な伸びを示すと予測されるため、引き続き大手企業を中心とした顧客へのシステムとコンサルティング・サービスの提供を行っていく。
また、新製品のリリースとパートナーとの協力関係の強化を行い、市場開拓並びに新規顧客獲得を継続し、更なる業績向上を目指す。
平成17年5月期の通期業績予想は、次のとおり。
売上高30億1百万円（前期比121.4％）
経常利益3億1百万円（前期比131.9％）
当期純利益1億81百万円（前期比172.3％）
