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日本ピープルソフト/国内市場への取り組み強化

2004年07月25日/未分類

日本ピープルソフト(株)は、顧客企業の成功を支援する4つの取り組みを展開していくことを発表した。

昨年、米ピープルソフト社が米ジェイ・ディ・エドワーズ社を買収し、世界第2位のアプリケーションベンダーとなる新生ピープルソフトが誕生した。本社の統合から1年を迎え日本法人の統合も完全に整い、日本ピープルソフトの代表取締役社長であるクレイグハリデーはさらにリーダーシップを発揮し、日本市場における同社の継続的な発展のため、顧客企業の成功事例を増やすことに注力していく。

クレイグハリデーは「当社のビジネスは、お客様のおかげで非常に好調に推移し、自社の成長を継続させるだけでなく、お客様の成功を恒常的に支援することを常に念頭においている。日本企業は現在、柔軟性を持ち適合性のある製品を、低いTCO(システム総保有コスト)で導入・維持できる方策を探している。今回の取り組みはこういったお客様をサポートするものです」と話している。

4つの取り組みを推進
1.カスタマーサポートセンター:日本の顧客企業に質の高いサポートを提供
ピープルソフトは、顧客からの要求に対する窓口の拠点として「カスタマーサポートセンター」を拡充する。同センターでは技術的なトラブルシューティング対応に留まらず、顧客とのより直接的な対応窓口として、製品やサービス、トレーニング情報といった顧客が必要とする最新の情報を常時提供する。

2.東京テストセンターの拡充:日本市場に高品質の製品を提供
ピープルソフトは昨年4月、同社製品のQA(品質保証)を行うために、日本独自の品質改善組織として「東京テストセンター」を設立。そして、グローバルのQA組織であるインターナショナルテストラボラトリのアジア太平洋地域統括の拠点として体制を強化した。これに伴い、日本でQAを行う製品ラインを増やすとともに、日本版の出荷製品の範囲も広がる予定で、同センターでは、日本語ならびに中国語を含めたダブルバイトのサポートに対する地域テストも行い、ピープルソフトのソリューションをアジア全域に展開しようとする顧客のサポートを図っていく。

3.ユーザー会:顧客との緊密な関係を構築
ユーザー会は、ピープルソフトの最新情報を顧客に届けるためのオープンフォーラムを開催し、同社の製品ロードマップ、ソリューション、サービスに関する顧客の意見をフィードバックしている。このような2ウェイコミュニケーションを図るユーザー会の役割は非常に大切で、両社の統合が完了したことを受けて、旧日本ジェイ・ディ・エドワーズのユーザー会(「Questジャパン」)は、「WorldOneユーザー会」として新たに誕生した。また、PeopleSoft?Enterpriseヒューマンキャピタルマネジメント(HCM)の顧客による、新たなユーザー会も本年4月に設立されました。これらを通してピープルソフトは、顧客コミュニティとより緊密な関係を構築することで、より良いサービスを提供する。

4.トータルオーナーシップエクスペリエンス(TOE):アプリケーションの導入から保守までの総合的な顧客支援
ピープルソフトは顧客志向への取り組みを包括的に強化するため独自のコンセプト「トータルオーナーシップエクスペリエンス(TotalOwnershipExperience、以下TOE)」の下、製品の開発ならびに機能拡張を行っていく。ピープルソフトのTOEは、同社製品の開発基準を新たに設定し、それに基づいてアプリケーションの導入・運用・保守の3プロセス全てにおいて自動化と簡易化を実現し、ソフトウェアのライフサイクル全体を通じてスムーズでコスト効率の高い使用体験を提供するというコンセプト。

具体的には、インストールにかかる時間を数週間から数日間単位に、導入時にかかる時間を数ヶ月から数週間単位に削減し、既存システムとの統合やシステム間の統合を簡易化するとともに、導入後の事業環境変化に柔軟に対応すべく最適なサポートサービスを提供する。

日本におけるTOEの提供においては、執行役員プロダクト・テクノロジー統括本部長として荻矢隆雄が、その責任者となり、業界をリードするピープルソフトの柔軟なアプリケーションが、顧客企業のTCOの削減と、高いTOEを実現することを推進する。

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