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東京ガス/LPGターミナル会社設立、関東圏の物流効率化

2004年08月01日/未分類

東京ガスエネルギー(株)と東京ガス(株)は、東京ガスエネルギー51%、東京ガス49%出資で東京ガスLPGターミナル(株)を設立する。新社は、東京ガス根岸工場の敷地内にタンクローリーによるLPG(プロパン)の出荷基地を建設し、その運営事業を実施する。

東京ガスグループは、これまでも東京ガスエネルギー(株)を中心としてLPGの販売を行っており、2003年度~2007年度中期経営計画「フロンティア2007」においても、グループとしてのLPG事業の積極的展開を掲げており、その一環として行うもの。

LPGを輸入時に、タンカーから受入れて貯蔵・出荷する基地を一次基地、一次基地から内航船などで運んで貯蔵・出荷する基地を二次基地というが、京浜地区の他の一次基地と同様、根岸LPG出荷基地は、需要が旺盛な関東圏(特に神奈川西部方面)の需要家に二次基地を介さずに直接配送できるという点でメリットがあり、物流効率化を促進させることができる。

東京ガスLPGターミナル株式会社の概要
事業内容:LPG出荷基地運営事業(内容は下記参照)他
設立時期:平成16年8月1日
事業開始:平成17年10月1日
資本金1億円(東京ガスエネルギー(株)51%、東京ガス(株)49%)
社長:代表取締役横内稔
従業員数:社員3名
所在地:東京都中央区日本橋小網町6-1
(東京ガスエネルギー(株)本社内)

出荷基地事業の概要】
事業形態
東京ガスLPGターミナル(株)は、東京ガス根岸工場にLPG(プロパン)を受入れ、そのLPGを出荷基地内の一時貯蔵設備に運び、その後タンクローリーに積込んで出荷します。東京ガスグループ及び、LPG元売会社数社が利用する。

事業運営
出荷基地の運営と利用会社窓口は東京ガスLPGターミナル(株)が実施する。
基地所在地:東京ガス株式会社根岸工場敷地内(横浜市磯子区新磯子町34)
想定出荷量:約30万トン/年(ローリー車運行:約100台/日)

受入貯蔵設備
LPGの受入・貯蔵:東京ガス根岸工場の既存設備を使用。〔ブタンタンク2基のうち1基をプロパンタンクへ転用:容量60,000kl〕
出荷設備:出荷基地内に出荷用LPGを一時貯蔵するための、LPG小型タンクを新設。また、LPGをタンクローリーに積込むためのローリー出荷レーンを新設。

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