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味の素/ブラジル、中国、米国で工場新増設

2004年08月01日/未分類

味の素(株)は、ブラジル、中国、米国に飼料用アミノ酸と医薬用・食品用アミノ酸の工場を新増設し、総投資額は約216億円。

ブラジルは、コスト競争力が高く、原料が豊富で、人材能力も高く、グローバル供給拠点として位置づけ、飼料用リジン第2工場と世界最大規模の医薬用・食品用アミノ酸工場を新設する。

中国では飼料用リジンを、米国では飼料用スレオニンを増産し、アミノ酸事業を更に強化し、更なるアミノ酸用途の広がりと市場拡大を目指す。

1.飼料用アミノ酸:6ヵ国の生産拠点を更に拡大・増強(フランス、イタリア、米国、タイ、中国、ブラジル)

(1)味の素ビオラティ-ナ有限会社(本社、工場:ブラジルサンパウロ州)にて、飼料用リジン第2工場を新設します。建設に伴う総投資額は260百万レアル(約95億円)、生産量は5万3千トン/年で2006年9月に完工予定。

味の素ビオラティ-ナ有限会社は1997年よりバルパライソ工場にて7万2千トンの飼料用リジンを生産しており、2つの工場を併せた生産能力は、12万5千トンへ増加する。

(2)川化集団有限責任公司と共同して、川化味の素有限公司(本社、工場:中国四川省成都市)にて、飼料用リジンの生産設備を増強し、設備投資額は220百万元(約30億円)、2005年12月の完工を予定し、生産能力を年間1万5千トンから3万2千トンへ増強する。

(3)味の素ハ-トランドLLC(本社:米国イリノイ州、工場:アイオワ州)にて、飼料用スレオニンの生産設備を増強し、設備投資額は23百万米ドル(約25億円)で2006年2月の完工を予定し、生産能力を年間1万トンから2万トンへ倍増する。

2.医薬用・食品用アミノ酸:5ヵ国目の生産拠点を新設(日本、米国、ベルギー、中国、に加えブラジル)
味の素インテルアメリカーナ有限会社(本社:ブラジルサンパウロ州)に医薬用・食品用アミノ酸の新工場を建設し、新工場は4千トンの生産能力を有する世界最大規模の工場で、建設に伴う総投資額は188百万レアル(約66億円)、2005年後半には本格的に生産開始をする。

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